タマサンゴ、玉珊瑚 (Solanum pseudocapsicum)

ナス科ナス属タマサンゴ(玉珊瑚Jerusalem Cherry Solanum pseudocapsicum)は南米ペルー、エクアドル付近が原産の双子葉、常緑、小低木(灌木)です。タマサンゴは主に、種子で増えます。タマサンゴは夏から冬に稔る赤色、オレンジ色の実が人気ですが、食用にはなりません。タマサンゴは成長する0.5~2mになり、常緑の美しい葉と丸く美しい実が人気です。タマサンゴの花はナス科特有の白色の花で、がく片5裂、花冠5裂、雄蕊5、雌蕊1、子房2室です。タマサンゴの花は、同じナス科のトウガラシやナスの花とよく似た花構造をしています。タマサンゴは花期後、赤色、オレンジ色の美しい実を付けます。タマサンゴは鉢植え、観賞用の他、薬草(漢方薬)として利用されています。タマサンゴは、ソラニンなどを含んでいるので有毒です。