シイ(椎)  (Castaneoideae Castanopsis)

中野区の木。 

果実の椎の実は、縄文時代には重要な食料であったと言われている。近年では子供のおやつに用いられた。現在でも博多の放生会や八幡(北九州市)の起業祭といったお祭りでは炒った椎の実が夜店で売られている。
生でも食べられるが、軽く煎って食べる事が多い。紙袋に入れて電子レンジで加熱するのもよい。食べるにあたってはまず水で洗い、浮いてきた虫食いの実を捨ててから用いる。
材は建材の他、シイタケ栽培用のホダ木として用いられる。