皇帝ダリア、キダチダリア、木立ダリア ( Dahlia imperialis)

皇帝ダリアは、日が短くならないと花芽ができないので、開花期が遅く11月下旬から咲き出します。近くに街灯や電灯があると日が長いと感じ、花芽をつけないので注意が必要です。
よく成長すると5~6mにも達し、2階の窓から花を楽しめるようになりますが、草丈を高くしたくない場合は、何回か切り戻して高さを調整できます。草丈を伸ばす場合は、あらかじめ丈夫な支柱を立てておきましょう。
大きく育て、雄大な姿を楽しむには庭植えが向きますが、8号(直径24cm)以上の鉢に小苗を植えつければ、小さくても花を咲かせることはできます。品種は少なく、薄紫色の一重の花を咲かせるものは、野生種だと考えられています。庭植えのものは露地で越冬しますが、鉢植えは凍らせないように管理しましょう。