シャリンバイ(車輪梅) Rhaphiolepis indica var. umbellata

初夏にウメに似た花が円錐状に集まって開花し、枝葉が車輪状に付くことから命名された。樹皮から作られた染料が大島紬に使われることで知られる。 梅同様、花には香りがあり、それなりに楽しめるが、積極的に花を楽しむ木というよりは、丈夫な性質が買われて、道路沿いの目隠しや植えつぶしに用いられることが多い。背丈もあまり大きくならないため、高速道路の中央分離帯など、維持管理に手間がかかる場所に植えられる。 秋になるとブルーベリーに似た直径1センチ程度の実ができる。