ニチニチソウ(日々草 Catharanthus roseus)

マダガスカル原産で、熱帯各地に野生化する。 
ニチニチソウには、「ビンカアルカロイド」と総称される、10種以上のアルカロ
イドが、全草に含まれる。そのうちの、ビンクリスチンとビンブラスチンには、
細胞分裂阻害作用(チューブリン脱重合による)があり、抗がん剤として用いら
れるが、脱毛などの副作用・毒性があるので、素人の利用は危険。たんに食する
と、嘔吐や下痢程度では済まないことになる。
    症状 - 中枢神経刺激作用、心機能障害、痙攣、筋肉麻痺、嘔吐。