秋分 初候 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹、Ginkgo biloba)
ぎんなんは食べられる種ではありますが、実は中毒性があるので、食べる際に注意が必要です。日本中毒情報センターによると
経口中毒量
成人 40~300個
小児 7~150個
この数を摂取すると危険とされています。
解毒機能が発達していないこともあるので、食べさせないことが安全。
大人でも危険なことがあるそうで「結構、食べても大丈夫なんだなー」なんて思ったら危険ですよ!健康状態によって、大人でも5~6個で中毒症状が起こるそうです。
ぎんなんの毒素は加熱処理をしても緩和したり、消えたりしないそうなので、美味しくても食べすぎ注意です。
中毒症状
ぎんなん中毒による症状は、主に嘔吐と痙攣だそうです。
ほかにも顔面蒼白だったり、呼吸困難、めまいや意識混濁、便秘、発熱なども起こるそうです。発症時間は、食べてから1~12時間と時間の幅が広く、大抵は24時間から90時間以内に回復するようですが、希に死亡例もあるそうです。
体調不良を感じたらすぐに病院に行きましょう!
ぎんなんを食べる際には用法・用量を正しく守って、美味しく食べたいですね。
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