白露 次候 鶺鴒鳴 せきれいなく
イネ(稲、稻、禾)Oryza sativa subsp. japonica
お盆が過ぎたら夜は涼しいほどお米は美味しくなる
一般的にお盆が過ぎた8月20日頃からは昼の温度は高くてもかまいませんが、しかし夜の温度は低め東北では22℃以下に経過してくれると登熟(イネの稔り)が、一段とすすみます。8月下旬には20℃を切るような夜の涼しさはお米の品質を良質にする願ってもない条件です。一口で言うと秋晴れのさわやかなお天気がお米を稔らせてくれる原動力ということです。ですから今から9月のお天気はお米の稔りや品質、美味しさを決定づける大きな要因を含んでいます。
ササニシキ、ひとめぼれ、あきたこまち、コシヒカリ、つや姫いずれも穂が出る時期は品種によって違いますが、どの品種も秋らしいお天気が早く来てくれると収穫量も品質も美味しさも良くなってくれます。猛暑は構いませんが、夜温が高いのは困りものです。熱帯夜がいちばん避けたいお天気なのです。
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