寒露    初候    鴻雁来(こうがんきたる)    雁が飛来し始める


ナツメ(棗 Ziziphus jujuba)
日本では、果実を砂糖と醤油で甘露煮にし、おかずとして食卓に並ぶ風習が、古くから飛騨地方のみで見受けられる。
韓国では、薬膳料理として日本でも知られるサムゲタンの材料に使われるほか、砂糖・蜂蜜と煮たものを「テチュ茶(ナツメ茶)」と称して飲用する。
欧米には19世紀に導入されキャンディ(当初はのど飴)の材料として使われるようになった。また葉に含まれる成分ジジフィン(Ziziphin)は、舌で甘味を感じにくくさせる効果がある。
乾果の砂糖漬を高級の菓子として賞味する。