タカサゴユリ (Lilium formosanum)

 タカサゴユリは名前のとおり、台湾原産の帰化植物である(タカサゴ:琉球語のサカサングに由来する台湾の別称)。観賞用として大正時代に導入されたという。テッポウユリによく似た花を咲かせるので、除草されず、広がりつつある。荒地に生育し、花の外側が赤褐色を帯びている点などが特徴的である。花期は7 - 9月、花長は 15-20cm、直径は 5cm より大きめと、テッポウユリよりも大型になる