ツユクサ(つゆくさ Commelinidae)

花は放射相称または左右相称である。それぞれの花が咲いている時間は短く、花弁は開花後数時間で溶けてしまうことが多い。両性花のみを持つ種が多いが、雄性両全性同株も少なくなく、Callisia repensは雌性両全性同株であり、雄性雌性両全性同株の種もある。萼片は3つで、同形または異形、合着は基部で見られるか全くなく、緑色または花弁様である。同様に花弁は3つで、同形または二型が見られ、基部で合着するか離生し、白または有色である。花弁は基部で細長くなっている、即ち爪部を持つことがある。雄しべは基本的に6本で2輪生だが、3本だけの場合もある。雄蕊の形態や配置は実に多様である。